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今日から実践!子どもを虫歯にさせない3つの習慣

虫歯は毎日の習慣でなりやすくなったり、なりにくくなったりするものです。とくに子どもは特定の習慣を改善するだけでも、虫歯予防を実現しやすくなります。そこで今回は今日からでも実践できる子どもを虫歯にさせない3つの習慣について、円町のたかはし歯科医院がわかりやすく解説します。

 

▼子どもの虫歯予防に効果のある3つの習慣

 

お子さまの虫歯予防を徹底したい方は、次の3つの習慣を今日から実践してください。

 

習慣1:砂糖入りの食品の摂取量を管理する

 

砂糖(スクロース)は虫歯菌の大好物です。砂糖が豊富に使われたお菓子は、子どもの虫歯リスクを大きく上昇させるため、摂取量は親御さまが厳密に管理してあげてください。おつは成長期に十分な栄養を与える上で重要な食事となりますので、それ自体を控える必要はありませんよ。重要なのはスクロースの摂取量をコントロールすることであり、摂取カロリーを減らすことではないのです。おやつをたくさん食べても、そこに含まれているのがキシリトールなどの代用糖であれば、虫歯リスクは低く抑えられます。

 

習慣2:食べたら必ず歯磨きをする

 

朝昼晩の3度の食事はもちろんのこと、ちょっとした間食をとった時にも必ず歯磨きするようにしてください。お口の中に何かを入れた時点で、虫歯菌の活動は活発化しています。ひとり磨きと仕上げ磨きで食べかすなどをきれいに取り除きましょう。どうしても歯磨きできない時は、食後にお口をゆすぐだけでも構いません。

 

習慣3:歯医者さんで予防処置を受ける

 

歯医者さんは「痛くなってから行くところ」と考えている方が少なくありませんが、本来は「痛くならないために行くところ」です。口腔ケアの先進国である北欧では、小さな子どもも虫歯予防のために歯医者さんへ通っています。その結果、虫歯になる子どもが日本とは比較にならないほど少なくなっているのです。日本もそろそろ北欧やアメリカといった口腔ケアの先進国を見習うべきといえるでしょう。

 

虫歯予防のために歯医者さんへ通い始めると、歯医者さん嫌いになる可能性が極めて低くなります。なぜなら、虫歯予防の処置で痛い思いをすることはないからです。将来的に虫歯になったとしても、その頃には歯科処置に慣れていますし、歯医者さんとの信頼関係も築けているため、治療も問題なく受けられます。ちなみに、歯医者さんでは子どもの虫歯予防のために、クリーニングやフッ素塗布、シーラント充填などを受けることが可能です。シーラントは子どもの虫歯予防ならではの処置で、乳歯や生えたばかりの永久歯の複雑な溝を平らにします。歯面が滑らかになるため、汚れがたまりにくく、虫歯リスクが減少します。

 

◎子どもの予防処置は何歳から?

 

子どもの予防処置は、乳幼児期から受けることができます。具体的には、最初の乳歯が生えてきたら、一度、当院までお越しください。標準的には生後8ヵ月くらいですね。その頃からクリーニングやブラッシング指導を受け始めることで、子どもの虫歯も予防しやすくなります。

 

▼まとめ

 

今回は、子どもを虫歯にさせないために実践すべき3つの習慣について、たかはし歯科医院が解説しました。お子さまの歯を虫歯菌から守りたいという親御さまは、今日からでも実践してみてください。子どもの虫歯予防でわからないことや知りたいことがあれば、いつでも当院までご相談ください。当院は子どもの歯科治療が得意な歯医者さんです。