大人は、子供よりも虫歯になりにくいのですが、油断をするとそのリスクが上昇します。虫歯になると治療で通院する必要が出てきますし、何よりかけがえのない天然歯の寿命を縮めてしまうため、予防するに越したことはありません。そこで今回は、大人の虫歯予防のために今日からできる3つの対策法を円町のたかはし歯科医院がわかりやすく解説をします。
▼大人の虫歯予防について
大人の虫歯を予防したい方は、今日からでも次の3つの対策を講じてください。
対策1:定期検診・メンテナンスを受ける
歯科の定期検診・メンテナンスは、大人の虫歯予防の出発点です。虫歯予防のすべては定期検診から始まると言っても過言ではありません。定期検診ではまず正しい歯磨きの方法を学べます。虫歯の兆候も早期に発見できることから、予防も難しくなくなるのです。さらには、セルフケアでは落とせない歯石やバイオフィルムを除去でき、歯を強くするフッ素塗布も受けられるため、大人の虫歯を予防する上で最も重要な対策といえるでしょう。
対策2:正しいセルフケアを実践する
定期検診で学んだ正しいセルフケア法を実践しましょう。ご自身に最適と言えるブラッシング法、歯磨きをする適切なタイミング・回数を理解した上で、毎日のセルフケアに力を入れてください。目標は1日1回プラークフリーな状態を作ることです。とくに就寝前に歯垢が一切ない状態を作ることができれば、虫歯になるリスクを限りなくゼロに近付けられます。歯磨きは毎食後行うことが基本となりますが、毎回完璧を求める必要はありません。そこまで頑張ろうとすると継続することが困難となるため、セルフケアも緩急をつけることが大切です。
対策3:食習慣を改善する(間食に要注意)
大人の虫歯を予防したいのであれば、食習慣を一度、見直しましょう。第一に考えるべきなのは、虫歯菌のエサとなる糖質の摂取量です。虫歯菌の代表であるミュータンスレンサ球菌は、砂糖(スクロース)が大好物なので、お菓子やスイーツの摂取量を制限することが重要となります。
また、私たちのお口は何かしらの飲み物や食べ物を口にした時点で汚れてしまいますので食事の回数をしっかり管理することが求められます。とりわけ間食には十分な注意が必要です。クッキー1枚やチョコレートをひとかけら食べただけでも、虫歯リスクは著しく上昇しますので、お菓子をチビチビと食べるような習慣も改めることが大切です。もちろん、間食したり、コーヒーや紅茶で休憩したりすることを完全にやめる必要はありません。仕事や勉強にメリハリをつけるために、間食するのは効果的ですからね。その際、しっかりと歯磨きをする習慣を身に付ければ、大人の虫歯も予防しやすくなることでしょう。
▼まとめ
今回は、今日からでもできる大人の虫歯予防3選をたかはし歯科医院がご紹介しました。大人の虫歯予防は、定期検診・メンテナンスを受けることから始まりますので、まずはお気軽に当院までご相談ください。3~4ヵ月に1回の歯科検診を受けていれば、虫歯の予防処置が受けられるのに加え、正しい歯磨きの方法や虫歯になりにくい生活習慣を身に付けることも可能となります。当院は虫歯予防に力を入れている歯医者さんで、お一人おひとりに最善といえる予防プログラムもご提案できます。